素人が竹からモノ作り【竹灯籠】間接照明に最適!

クラフト

竹からモノ作りシリーズ 第二弾!!

第一弾では、竹のペーパーナイフでしたが、今回は竹灯籠』を作りました。
灯籠って聞くと神社やお寺の石灯籠をイメージする人も多いかもしれないですね。

灯籠の役割は「照明」です。
竹灯籠は間接照明として、おしゃれで落ち着いたムードを演出できるのでインテリアとしてもおすすめです。

ではさっそく、今回作った竹灯籠がこちらになります。

手作りの竹灯籠

自己満足度100%^^

この記事では竹灯籠を作る際の道具や手順について説明していますので、参考にしてください。
私も完全素人なので、誰でも作れますよ!

自分だけの手作り竹灯籠にチャレンジしてみてはいかがでしょうか♪

 

竹灯籠を作るまでの時間と道具

制作時間: 5時間

使用した道具や材料

・のこぎり
・電動ドリル
・ドリル刃(竹用)
・電球
・電球ソケット
・障子紙(コピー用紙でも可)

制作時間については、穴の数によってだいぶ変わってきます。
今回は労力を全く気にせずにデザインを考えたので、かなり大変でした。
あとで穴の数を数えたら約700個。。。ヨクガンバッタ。。。笑
シンプルなデザインであれば、2~3時間で作れると思います。

道具はイチから買い揃えて大体6,000~8,000円ぐらいです。
道具の詳細は、最後にまとめているので、参考にしてください。

それでは、手順を解説していきます。

竹灯籠の制作手順

竹を切る

竹を切る

まずは手ごろな大きさの竹を用意してください^^

私はインテリアとしても存在感のあるものがよかったので、直径12cmのビッグサイズで作りました。
自分の部屋や置く場所にあわせてサイズを決めましょう。

高さも好みですが、ある程度高さがあったほうが点灯時のシルエットがキレイなので、私は節と節いっぱいに切りました。
節があると加工しにくいので、節はまたがないようにしましょう。

竹灯籠用の竹

油抜きをする

竹は意外と油分の多い植物で、竹に含まれる油を抜くことで耐久性が高まり、表面にツヤや光沢感を出すことができます。

油抜きの方法としては、直接熱を加える方法と熱湯に入れる2つの方法がありますが、この大きさの竹が入る鍋がなかったので、コンロ直火で炙りました。笑

竹の油抜き

竹の油抜き

数秒炙ると、表面からジワーっと油?が出てきますので、キッチンペーパーなどでふき取ります。
これを全面繰り返して油が出てこなくなったらOKです。

この油抜きをやることで、ツヤ感や光沢感が出ます。

油抜き後の竹

デザインを決める

どのように穴を開けるか、まずは下書きも兼ねて型紙を作ります。
竹に直接しるしをつけてってもいいですが、バランス感と空間把握能力に長けていないと難しいと思います。
タケだけに・・・

私はパソコンでデザインを作ってA4用紙に印刷しました。

竹灯籠の型紙

でも、いきなりデザインするのってハードル高いですよね。
デザインなんて思い浮かばない。。。という方に朗々です!
こちらのサイトで型紙のテンプレートが無料でダウンロードできます^^

<株式会社スターエム>
https://www.starminfo.com/jp/product/kagutategu/601.html

おしゃれなデザインばかりですね。
利用規約を確認してフォームに記入・送信すると、返信メールにダウンロードURLが記載されているみたいです。
竹用の刃もこちらのサイトで買えます。

というか、このサイト見れば、作り方もわかりやすく説明してくれていますが、気にせず解説していきます^^;

型紙を用意できたら竹に型紙を緩みなくピッタリと貼っていきます。
型紙がズレないように何箇所かテープで止めておけば大丈夫です。

竹に型紙を貼る

ドリルで穴を開ける

竹灯籠の穴を開ける

型紙にあわせてひたすらドリルで穴を開けていきます。
これが一番大変で、制作時間のほとんどが穴あけ作業です。

電動ドリルは安いもので良いので、2,000円ぐらいで買えます。
ドリル刃は竹専用のものを使いましょう。
普通の木工用の刃でも開けてみましたが、ささくれや竹の表面が割れてしまったりするので、後処理にすごく手間がかかります。

ドリル径はデザインによりますが、
私は直径5mm、7mm、10mm、12mmの4つの刃を使いました。

穴の位置が型紙から少しずれることがありますが、完成すると細かいズレは気にならないので、ガンガン穴開けていきましょう。
電動ドリルは使い続けるとモーターが熱くなってくるので、定期的に休ませながら行ってください。

穴を開けた後の竹

竹灯籠に電球をセット

全ての穴を開け終わったら型紙を外します。
穴に切りくずが挟まっていると思うので、キレイに取り除きます。

灯籠用のスタンド

竹灯籠の中に電球をセットし、内面に障子紙(コピー用紙でも可)を沿わせます。

電球ソケットは1,000円以下で買えます。電球は温かみのある電球色がおすすめです。
内面に紙がなくても問題ありませんが、光を拡散して柔らかい明りにすることができます。

完成

スイッチ、オンッ!!!

手作りの竹灯籠

 

手作りの竹灯籠2

 

手作りの竹灯籠3

ムードがあってイイ感じですね!
このふすま紙の柄を参考にデザインしたので、良い感じにマッチしているのではないでしょうか^^

まとめ

いかがでしたか。

基本ドリルで穴をあけるだけなので、根気はけっこう要りますが、職人的な技術がなくても良い感じに仕上がります。
竹はどこにでも生えているので、それを活用してモノづくりができるっていうのは良いですね!
とはいっても、勝手に人の土地の竹切っちゃダメですよ。

竹灯籠は「和」のイメージがありますが、デザインによっては洋室においてもおしゃれだと思います。
自分で作った竹灯籠をお部屋のアクセントにしてみてはいかがでしょうか^^

それでは!!

今回使った道具

・電動ドリル

・ドリルの刃

・電球ソケット

・電球(電球色)

・ノコギリ

 

コメント

  1. 吉村量子 より:

    はじめまして
    昨日父から竹あかりの写真を幾つか印刷してくれと連絡があったので検索していたら素敵なデザインの作品をみつけました。
    パソコンでデザインされたようですがどうやってするか教えていただけないでしょうか?

  2. ヤマフキン ヤマフキン より:

    >吉村量子さん
    はじめまして!
    コメントありがとうございます!
    デザイン作るのは私も初心者なんですが、
    とりあえず直線や曲線でアウトラインを引いて
    そのラインの上に穴開ける直径の円を地道に並べて
    作りました。かなり地道な作業です^_^;
    ですので、word、Excelでもできますよ。

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