【格安】素人がDIYで漆喰壁にする方法!費用や手順を解説

DIY

部屋を真っ白でキレイな「漆喰」壁にリフォームしたい人はいませんか?

私の部屋も昔ながらの砂壁でしたが、和モダンなおしゃれな部屋にしたい!
とDIYで漆喰塗りに挑戦しました。

この記事を見ていただければ、素人でもキレイな漆喰壁にできますよ!
私も完全素人ですが、こんな感じに美しく仕上がりました。

DIY後の漆喰壁1

できるだけ安く漆喰壁にリフォームしたい!という人はぜひ参考にしてください。

 

DIYで漆喰壁にするときの費用と時間

まずは一番気になる費用と時間からお伝えします。

トータルの費用と時間

費用:8,030円
時間:10時間


リフォームする部屋

・和室
・6畳(砂壁)

使用した材料・道具の詳細

・大和しっくい 20kg 3,980円
・水性シーラー 1ℓ 2,000円
・ローラーセット 600円
・こて 1,500円
・こて板 100円(100均のプラまな板で代用しましたw)
・マスキングテープ(5個入) 350円
・バケツ 100円
・おたま 100円(漆喰をバケツからこて板に移す用)

合計8,730円

 

1万円以内で収まりました。最安を目指しました!

今回のDIYはできるだけ安くするため、漆喰は自分で水と混ぜて作ります。
これがけっこう大変な作業なんですが、練り済みの漆喰を購入するよりかなり安く済みます。

<参考>
① 大和しっくい(自分で混ぜるタイプ) 3,980円/20kg ※12ℓの水と混ぜるので32kg分
② うまーくヌレール(練り済みタイプ) 13,800円/18kg
⇒②を32kgに換算すると、24,533円。①のほうが1/6以下の値段に抑えられます。

大和しっくい 20kg

うまーくヌレール 18kg

費用を気にしないのであれば、練り済みの漆喰を買った方が楽ちんですが、安く抑えたい人は大和しっくいの一択ですね^^

それでは、ポイントなども補足しながら手順を説明していきます。

DIYの手順

下地処理をする

まずは漆喰を塗る前に下地処理として、壁にシーラーを塗っていきます。

このシーラーは下地の壁をコーティングするようなもので、塗っておくことで漆喰の吸着性や耐久性を高め、シミやアクなどの浮き出しやひび割れ防止になります。

私の部屋は砂壁でしたが、壁の種類によって使わなくてもよい場合があるので、調べてみてください。迷ったら塗っておけばいいと思います^^

シーラーはローラーを使って塗っていきますが、透明なので塗り残しがないようにしっかりと塗っていきましょう。
窓枠や床との境界など細かいところはハケで塗っていくといいです。

塗ったら1時間ほど乾かします(手で触れてみて固まっていたらOK)

これを2回繰り返してください。

・塗れているか見にくいので、スタート位置を決めて順に塗っていきましょう。
・時間を空けて作業する場合は、ローラーが固まらないようにビニールやラップで包んでください。しっかり包んでいれば数日空いても固まりません。

床にシート、養生テープを貼る

窓枠やコンセントなどに漆喰がつかないように養生していきます。

ビニールの養生テープは粘着性が強く、貼ったところに糊が残ったり、木枠だとささくれができたりしたので、私的にはがしやすいマスキングテープがおすすめです。

床にはブルーシートやビニールシート付の養生テープを使いましょう。

・丁寧に養生するほど仕上げが楽になります。逆に雑だとはみ出た漆喰をきれいにするのに時間がかかります。
・必要な箇所(床、天井、窓枠、柱、コンセント、エアコンなど)には全て養生しておきましょう。

漆喰をまぜる

これが地味に大変です。今回は壁に塗る漆喰を水で溶いて作っていきます。

一度に大量に作りすぎると混ぜきれないため、1回あたりバケツ1/3ぐらいに粉を入れて数回に別けて水を入れながらかき混ぜます。

ここは仕上がりにも影響してくるので根気よくダマがなくなるまでかき混ぜましょう。
時間に余裕があれば、一日置いたほうがよくなじみます。

電動ミキサーがあると楽ですが、購入すると1万円ちょっとするので、このためだけに買うのはもったいないですよね。
私はシャベルを使ってひたすらかき混ぜました。この作業はけっこう時間かかります。。。

・漆喰を混ぜるときは粉が舞うのでマスクして屋外で行ってください。花粉症用のゴーグルなどもあったらつけましょう。
・水は一気に入れるとダマになってしまうので、何回かに分けて入れてください。
・水の配分については説明に書いてある分量を目安に作ればいいですが、少し緩めの方が塗りやすかったです。(ただ、緩いと垂れやすくなるので注意)

漆喰をぬる

いよいよ漆喰を塗っていきます。
はじめはちょっと緊張しますが、勢いよく塗っていかないとめちゃくちゃ時間かかります。

塗るときのコツとしては、コテに乗せた漆喰を壁に押し付けるように塗ります。
壁にある程度乗せてから押し付けるようにエッジを効かせて広げていくというイメージです。

コテはプラスチック製のものだと弾力性があって、初心者でも均一に塗りやすいのでオススメです。

漆喰も2度塗りするので、1回目はあまり気にせずに練習がてら塗っていけばいいですが、2度目は塗り跡を残すように塗っていくと、柄が入っておしゃれに仕上がります。

乾くまでの時間は季節や気温などによっても異なりますが、2~3時間で乾くと思います。
乾く前に養生テープをはがしてください。(次の工程を参照)

・漆喰はムラがあっても最終的にそれっぽい模様になります。勢いよく塗っていきましょう。
・扇状に塗っていくと不規則な凹凸ができていい感じの柄になります。
・漆喰があまり混ざっていないと、塗った時に気泡ができるときがありますが、その時は壁に擦り込むように押し付けてください。

養生テープをはがす

漆喰が乾いてからテープを取ると、漆喰がボロボロと剥がれていまうので、必ず漆喰が乾く前に剥がしていきましょう。

・養生テープはゆっくりと剥がしていきましょう。
・剥がしたところにムラや塗り残しなどがあったら、乾く前に整えておきましょう。
・2度塗りの度に養生テープは貼りなおしてください。

乾かしたら完成

漆喰を2度塗りして乾かせば完成です。触ってみて湿ってなければ大丈夫です。
全体をチェックして、ムラや塗り残しなどがあったら部分的に塗って仕上げましょう。

 

ビフォーアフターの写真

Beforeが散らかっていますが気にしないでください。笑

BeforeDIY前の漆喰壁1

DIY前の漆喰壁2

DIY前の漆喰壁3

AfterDIY後の漆喰壁1

DIY後の漆喰壁2

DIY後の漆喰壁3

壁以外にも少しDIYしていますが、漆喰を塗ったら部屋がめちゃくちゃ明るくなりました!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

漆喰は素人が塗っても味のある仕上がりになるので、難易度としてはあまり高くないと感じました。
初めは少し苦戦しますが、だんだんと上達して楽しくなっていき、後半には職人になれるんじゃないかと勘違いしてきます。これは、私ですw

費用としても1万円以内ですので、気軽にできますよね。
壁を漆喰に変えるだけで部屋がパッっと明るくなり、おしゃれな部屋に生まれ変わります。

漆喰のリフォームをお考えの方は、ぜひDIYでチャレンジしてみてください!

それでは!!

今回使った道具や材料

・大和漆喰 20kg

・水性シーラー 1ℓ

・ローラー セット

・こて

・こて板(プラまな板で代用)

・マスキングテープ

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