最近、自宅のトイレが老朽化でタンクの水が止まらず、
水道代がすごいことになってしまっていたので、DIYでトイレ交換に挑戦しました!
とはいっても、トイレ交換なんてしたこともないので、youtubeやブログなどを見ながら
手探りで行ったので、いろいろトラブルありました。。。。(@_@)
が、最終的にはちゃんと交換できたので、注意するポイントなども含めて
手順や費用についてわかりやすく解説します。
トイレを格安にリフォームしたいという方は、ぜひ参考にしてください。
仕上がりはこんな感じです。もちろん水漏れもないですよ。
DIYでトイレ交換する時の費用や時間
DIYでやるからには絶対安くやりたいですよね!
業者にやってもらった場合と比べて費用や時間、メリット、デメリット、
違いについてまとめてみました。
比較項目 | 業者に依頼 | DIY |
費用 | 10万~50万円 | 5万~10万円 |
時間 | 半日 | 1日~2日 |
メリット | ・失敗しない ・早い |
・費用が安い ・楽しくできる |
デメリット | ・費用が高い | ・時間がかかる ・失敗するかも |
やっぱりDIYでやる一番のメリットは費用が安いことですね!
トイレのグレード、タンクの有無、ウォシュレットなどによって費用はかなり変動するので、けっこうざっくりな目安です。
私が今回買ったのは、コチラ
TOTO ウォシュレット一体型便器
床排水タイプ 手洗あり
(TCF9155+CS354BM)
トイレの購入は7万円ぐらいだったかと思います。
あとは塩ビ接着剤を買ったぐらいなので、リトイレにかかった費用としては約7万円です。
トイレ交換は水回り工事なので業者に依頼すると工賃が高くなるため、DIYで行うとその分かなり安く抑えられます。少しハードルは高いですが、素人でもできますよ!
また作業時間は調べながら作業していくので、1~2日はみておいたほうがいいです。
当たり前ですが、交換作業を始めるとトイレが使えなくなるので、ご注意を!!
私は近くのコンビニでトイレを借りて
トイレ借りるだけは、と思いコーヒーを買い
帰って息抜きでコーヒー飲んで
利尿作用でトイレに行きたくなり
コンビニに行ってトイレを借りる
という無限ループを繰り返しました。笑
トイレがあるという当たり前にありがたみを感じました♡
と、少し脱線しましたが、、、さっそく手順を説明していきます。
DIYではいろいろトラブルも発生したので、気を付けるポイントもお伝えしますね。
必要な道具については、記事の最後に記載しています。
トイレ交換の手順
コンセントを抜く、止水栓を閉める
まずはトイレのコンセントを抜きます。
次にトイレへの水を止めるため、止水栓を閉めていきます。
このマイナスねじをドライバーで右回転で回せなくなるまで回します。
力いっぱい締めなくても止まります。
タンクの水を流す
タンクに残っている水をレバーを捻って流します。
レバーを捻っても水が流れなくなればOKです。
このとき止水栓がしっかりとしまっていないとタンクに水が供給されてしまうため、水が流れてこないかしっかり確認しましょう。
止まっていないと、水の流れる音がしますので、耳を澄ましてみましょう。
吸水ポンプで便器の水を抜く
タンクの水を抜いた後は、便器に残っている水を抜いていきます。
吸水ポンプ(灯油とかを入れる時のアレです)でバケツに水を移します。
地道にシュコシュコしていって少し水は残りますが、多少はOKです。
どうせ少しはこぼれます^^;
タンクを外す
タンク・便座を外す前には水がこぼれるため、床にタオルを引いておいた方がいいです。
まずはタンクと繋がっている吸水ホースを外します。
六角ナットで締まっているので、モンキーレンチかプライヤーを使って左回転に回しましょう。
ホース内に水が残っているためタオルで拭くかバケツに入れてください。
次にタンクと本体を固定しているボルトを外します。
タンクの裏側の下にあるので作業がしづらいですが、工具で少し緩めれば手で回せると思います。
左右2つのボルトを外したら、タンクを上に持ち上げるとガバッと取り外せます。
便座を外す
便座はそのまま取り外せる場合と便器にサイドカバーがあり、その中で固定されている場合があるそうです。
今回は古いタイプだったのか、そのまま取り外せました。
トイレの本体(便器)を外す
最後にトイレ本体を外していきます。
便器の後ろ側にキャップがあると思うので、そのキャップを取るとネジかナットで固定されているので、ドライバーかレンチなどで外します。
これで便器が外せますが、持ち上げると水がこぼれるため、ちゃんとタオルを引いておきましょう。
便器は重いので、二人で持ち上げた方がいいです。
シーリング材などがついているため、少し力を入れないと持ち上がらないかもしれないです。
取り外した便器は置き場に困りますが、私はとりあえず庭に放置しました。笑
古いソケット・パイプを取り外す
便器を外すと排水用のソケットが残ると思いますので、そのソケットをまず床面にそってカットしていきます。
パイプソーという道具があればいいですが、一般家庭にはないと思いますので(私ももちろん持っていません)、普通のノコギリでも切れました。
床とソケットの間に刃を入れてギコギコ切っていきます。
そうすると、ソケットの一部がパイプの内側に残ると思います。
その残ったパイプを取る作業がトイレ交換の中で一番苦労しました。。。
パイプは強力な接着剤でくっついているため、ちょっとやそっとじゃ取れません。
どうするかというと、接着剤は熱を加えると緩くなるため、温めてからパイプとパイプの間にマイナスドライバーなどをねじ込んで剥がしていきます。
youtubeとかだとガスバーナーで炙ったりしていますが、そんなもの持っていないのでドライヤーで温めました。笑
ドライヤーでもしっかり温めれば緩くなるので、代用はききます。
が、この作業は外側のパイプを割らないように注意しなきゃいけないし、ある程度力を入れないと剥がせないので大変でした。
作業中、パイプに工具を落とさないように気を付けてくださいね。
この作業が終われば、やっと新しいトイレの取り付け工程になります。
新しい排水ソケットを取り付ける
先ほど取り外したソケットに新しいソケットを取り付けていきます。
まずはソケットの取り付け位置を決めるための型紙があるかと思いますので、それを使って排水ソケットと便器を接続する横引管をカットする長さを測ります。
横引管をノコギリでカットして切断面をヤスリで削ります。
次に便器接続部、横引管、床フランジ接続部を塩ビ用接着剤でくっつけます。
ここで、私は重大なミスを犯してしまい、この排水用パイプ一式を全部買い直すことになりました。。。。(>_<)
この横引管を取り付ける方向を逆にしてはめてしまい、塩ビ用接着剤の強力な接着力で取れなくなってしまいました。。。
接着剤は一瞬で固まるので、取り付ける時はちゃんと方向があっているかを確認して接着剤を塗ったらできるだけ一気に奥まではめ込みましょう!
ゆっくりしていると奥までいかず途中で固まってしまうのでご注意を。
買い直した部品が届くまでの一週間トイレが使えず大変な思いをしました。笑
届いた排水用パイプ一式を今度は間違えないように塩ビ用接着材でくっつけます。
こんな感じで排水パイプの取り換えは完了です。
新しい便器を取り付ける
便器との接合するゴム材パッキンがあるところにぴったりと合うように便器をはめ込みます。
しっかりとはまっていることを確認して、後ろ側の床との固定部にネジ止めしていきます。
インパクトで一気に閉めると陶器が割れる可能性があるため、最後は慎重に手締めしましょう。
便器の正面にもネジ止めも、途中までは電動でOKですが、最後は手で締めてください。
ネジを付けたらキャップをかぶせます。
トイレタンクを取り付ける
便器の接合面に合わせてタンクを取り付けます。
取り付け後は、下側から樹脂製のナットで締めていきますが、便器がじゃまで締めにくいです。
力が入りにくいですが、がんばって締めましょう。
便座を取り付ける
便座を取り付けて固定します。
左右均等になるように便座が中心にくるように取り付けましょう。
給水ホースを止水栓につなげる
トイレタンクから出ている給水ホースを止水栓につなげます。
止水栓との固定はプライヤーなどを使って締めていきます。
これでトイレ交換の一通りの作業は完了です!
まとめ
初めてだとだいぶ苦戦する作業もありましたが、何とかDIYでトイレ交換ができました。
交換してから1ヶ月程使っていますが、水漏れや臭いなどは全く問題ないので、不具合はなかったみたいです^^
トイレ交換は水回りの作業なので、少しハードルは高めですが、しっかりと調べながら手順を守って進めていけば、私を同じように素人でもできます。
次やるとき、もっとスムーズにできそうですが、次やるのは10年後とかだと思うので、確実に忘れていそうです。。。
業者にお願いしたほうが間違いはありませんが、あまりお金をかけずにリフォームしたい人にはDIYでやってみるのも良いんじゃないでしょうか。
それでは!!
コメント