話題のモルックとは?ルールや遊び方をわかりやすく解説

フェルトで作ったモルック モルック

最近、メディアでもよく紹介されている話題沸騰中のモルックについて解説します。

お笑い芸人の「さらば青春の光」の森田さんが日本代表として世界大会に出場したことで注目を集めましたね。

でも、“モルック”という名前は聞いたことあるけど、どんなスポーツか知らない人も多いんじゃないでしょうか。

この記事ではモルックの基本ルールから楽しみ方までわかりやすく解説しています。

こんな人は必見!!絶対にハマります^^

・新しい遊びを探している人
・お金をかけずに盛り上がりたい人
・アウトドアで自然の中で遊びたい人
・公園で子供と一緒に遊びたい人
・ゆる~く体を動かしたい人
・かけひきや勝負事が好きな人

 

モルックとは

モルックってなに

モルックは、フィンランドのカレリア地方が発祥で、伝統的なゲームkyykka(キイッカ)を元にTuoterengas社によって開発されたスポーツです。
フィンランドではピクニックしながら、お酒を飲みながら、気軽に楽しめる人気のスポーツです。

日本でモルック普及を進めている日本モルック協会の調べによると
モルックの競技人口は、世界で約30,000人、日本で約1,000人だそうです。

あれっ意外と少ない・・・と思いました?

ただこれは2018年のデータなので、最近ではメディアで取り上げられることも多くなったので、爆増してる、、、はず^^

必要なもの、準備するものは?

最低限必要な道具は2つです。

モルック 1本モルック

モルックを投げてスキットルを倒します

スキットル 12本スキットル

スキットルの倒れ方によって得点が入ります

基本的にはこの道具と広い場所さえあればどこでも手軽にできます。
木の道具だけで遊ぶっていうのも、北欧らしくておしゃれですよね。

他に準備するものとして、点数を記録するメモ帳はあった方がいいですね。

<あったらいいもの>
・メモ帳(点数の記録用)
・モルッカーリ(投げる位置の目印)
・メジャー(投げる位置の計測用)

どうやって遊ぶの?

モルックの遊び方

それでは、ここからはどうやって遊ぶのか説明していきます。

基本ルール

・プレーヤーは交互にモルックを投げて、スキットルを倒して得点を加点していきます
・得点の合計がピッタリ50点になったプレーヤーの勝ちです

セッティング

モルックを投げるラインとスキットルの先頭の距離は3.5mが基準です。
投げる時はラインを超えないように気を付けましょう。

モルックのセッティング

 

スキットルは図のように並べてセッティングします。
何回かやると並べ方も覚えてくると思います。

得点方法

【 得点方法は2パターン 】
①スキットルが1本のみ倒れた場合
⇒倒れたスキットルに書かれている数字が得点になります
②スキットルが2本以上倒れた場合
倒れたスキットルの本数が得点になります

例① 8 」 が1本のみ倒れた場合
➡ 得点は8
モルックの得点方法

例② 「8、9、12」が3本倒れた場合
➡ 得点は3
モルックの得点方法

ゲームの流れ

モルックの風景

チームに分かれて、投げる順番を決めて交互にモルックを投げ合います

① モルックを投げてスキットルを倒す
② 得点ルールに従って得点を数える
③ 倒れたスキットルを倒れている地点で立て直す
④ 次のチームのターンに移る

これを繰り返して加点していき、先に50点ピッタリになった方が勝ちです。
後半になるにしたがってスキットルがバラバラになって遠くなっていくので、
倒しにくくなり、ピッタリ50点にするためのかけひきが出てきます。

その他のルール

・モルックを投げる時は「下投げ」のみです
・完全に倒れていないスキットルはカウントしません
50点を超えてしまった場合は25点に減点されてゲームを継続します
3回連続でスキットルを1本も倒せなかった場合はその時点で失格→負けです

モルックのカウント方法

モルックアウト

モルックアウトとは、複数試合のトータルで勝敗を決める時に同点になった場合に行われます。
ゴルフでいうプレーオフみたいなものですね。
大会ではチーム戦で3回のトータルで戦ったりしますが、友達同士で遊ぶときやあまりやる機会はないですね。

【モルックアウトのやり方】

  • 図のように手前から
    「6」「4」「12」「10」「8」
    と一直線上に順番に並べます。
    ※間隔はモルック1本分の長さ
  • チームメンバー全員が1回ずつモルックを投げ、倒れたら元の位置に戻します。
  • 得点方法は通常と同じ
  • チームの総得点で勝敗を決めます。
  • それでも同点だった場合は、点差がついた時点で終了のサドンデスになります。

モルックを更に楽しむためには?

  • 先行のほうが有利なので、複数回やるときは投げる順番を変えて遊びましょう
  • 2人いればプレイできますが、大会などでは1チーム3人程度でやることが多いため
    4~6人いるとさらに盛り上がります
  • モルックは下投げですが、持ち方を縦にしたり、手の甲を前にして投げる裏投げなど
    いろいろな投げ方があるので、倒しにくい場面ではテクニックの差が出てきます
  • 先にピッタリ50点にした方が勝ちですが、いかに50点にさせないかという戦略も大事です
    相手が狙っているスキットルをわざと遠くに飛ばし、いじわるするのも戦略です
  • 場所はグランドのような砂場が基本ですが、芝生などでも倒れ方が違ってくるのでいつもと違った楽しさが味わえます
  • けっこう広い場所が必要になるので、周りに人がいないかなどは十分に気を付けてくださいね

モルックと自然

まとめ

いかがでしょうか。

モルックは老若男女だれでも遊べるスポーツです。
キャンプやバーベキューでお酒を飲みながらやったり、近くの公園で子供と一緒にやったりと様々なシーンで気軽に遊ぶことができます。

モルックは一度買ったら間違いなくお値段以上に楽しめるはずです。

少しでも興味をもってもらえたら、ぜひ始めてみましょう!

それでは!!

 

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